10月月例会レポート

10月2


去る10月19日午後3時からの月例会の前に、午後1時から有志でゲーム大会をしました。
田辺青蛙さんがTwitterで呟いておられたのを見て、ひら怪のN氏が早速購入したカードゲーム「万怪談」。みんな初めてでしたが、7名+見学者で大いに盛り上がりました。
これはぜひ新年会でやろう! とN氏を中心に企画中です。
興味のある方は1月21日(日)の新年会にぜひ足をお運びください! 

10月1


3時になり、月例会本番。
まずはKさんを中心に「怪談の著作権」について話し合いました。

Kさんが問題提起。
「怪談は誰のもの?」
1.体験者、ネタ元
2.1から話を聞いた人
3.1や2から話を聞き、文章にした人(作家)、人前で語った人(怪談師)

「誰がネタ元かわからないまでに広がることが理想」というKさん。皿屋敷や民話、昔話のように、誰もが知っていて誰もが語る怪談ってありますよね。
でもひとつの話がそうなるまで(人々の間に浸透し認められるまで)には長い時間がかかります。
その前に「権利を主張する人」が出てきます。
それは私のネタだ(勝手に使うな)! という話になります。
怪談を書いたり語ったりすることで、金銭のやりとりが発生する場合に問題になることが多いです。
 
怪談をみんなで楽しむためには、情報(怪談)を提供する人、それを利用する(文章化したり人前で語ったりする)人の双方が納得することが大切です。
怪談会や取材の際に録音、録画をするときには、必ず事前に許可を取りましょう。
――ということを月例会参加者で確認しました。

そして今後はひら怪メンバーが怪談を語る際に、話を録音して記録として残しておこうということになりました。

※一般参加の方の語りは、録音してもいいか事前に確認し、そのデータは記録として管理する。

10月3


10分の休憩を挟んで、後半は「あなたの『怖い』のツボはな~に?」。
企画者のKさんから、ある地域の葬列にまつわる言い伝えが語られ、みんなで「この話はなぜ怖いのか」を掘り下げていきました。

・他人事だと思っていたのに、自分が当事者になってしまった恐怖
・「これまではこうだった」という法則が崩れる怖さ
・見かたを変えると、災厄を知らせてくれているとも受け取れる
・「見える」「聞こえる」というのはやはり怖い
・この伝承が生まれたきっかけがあるはず。どんな出来事だったのか?

――などの意見が出ました。一つの怪談について語り合うことで、話がより深まったり広がったりするのは面白いですね。

ほかにも参加者から
・火葬場で仕事をしていた人の話
・能や昔話の怪談
・K2(エベレスト)での怪
・「近々死ぬ人がわかる」
などの話が出、それぞれにみんなで感想や意見を出し合いました。

普段怪談を聞いたり本を読んだりしても、ひとりで「へえ~」「怖かった~」と思うだけで終わってしまいますが、こうしてみんなで掘り下げてみるのも楽しいですね!
案内役のKさん、面白い企画をありがとうございました。お疲れ様でした!

11月の例会は11/19(日)です!
お気軽におこしくださいませ!
http://hirakatakwaidan.blog.fc2.com/blog-entry-66.html

8月月例会レポート

8月20日(日)の月例会、テーマは「ぞっとするアート」でした。
アーティストさんや、NHKBSを見て来てくださった方など、見学者の方々と共に古今東西の怖い美術作品を鑑賞しました。

8月1

まずは企画者のTちゃんから「デロリ」の系譜についてレクチャーが。
「デロリ」という言葉を最初に使ったのは、「麗子像」で有名な岸田劉生。
甲斐庄楠音(かいのしょう・ただおと)の作品を「デロリとした絵」と評したことから、生々しく濃い表現、グロテスクな妖しい表現を指すようになったとのこと。
甲斐庄楠音は大正時代の日本画家で、後に映画『雨月物語』(溝口健二監督 1953年 大映)の風俗考証を担当し活躍した人物だそう。
『芸術新潮』2000年2月号「デロリの血脈」特集を紹介してもらいつつ、Tちゃんオススメの古今作品をプロジェクター投影で拝見。

<紹介作品>
・曽我蕭白『群仙図屏風』『柳下鬼女図屏風』(←鬼女のあまりの恐ろしさに、見た人が顔部分を破り取ったらしい?!)
・狩野一信『五百羅漢図』第22幅【六道・地獄】、第53幅【神通】
・広瀬金蔵『花上野誉石碑』四段目、『浮世蚊柄比翼稲妻』二段目
・石田徹也『燃料補給のような食事』『回収』『子孫』

続いてメンバーが各自オススメの作品を紹介し合いました。

〇ネットで話題の女性像
 絶対に見つめてはいけないといわれており、所有者が次々死亡したという曰くつきの絵。
 男性と女性で見え方が違う。男性のほうが影響を受ける?!
〇宮川隆の作品
 グラフィックデザイナーであり、宮古島のカンカカリャ(霊能者)。文字にも記号にも見える大小のパーツを自動書記で描き続ける。
〇志賀理江子
 『螺旋階段』宮城県にて撮影された写真群。
 一見合成のように見えるが、数年その地に住み、住民の協力を得、大変な労力をかけて撮影されたもの。
〇滋賀県 清瀧寺徳源院所蔵の幽霊画
 Tさんが実際に足を運び撮影してきた幽霊画。清水節堂の作。掛け軸から飛び出している?!
幽霊画1
〇国宝『辟邪絵』五幅より、神虫図など
〇ライアル・ワトソン著『スーパーネイチュア』より
 所有者に次々不幸が起こる絵画の話
〇関根正二『信仰の悲しみ』、松井冬子展作品など
〇金沢 道入寺(飴買い幽霊伝説が残る)の幽霊画
Tくんが現地にて撮影してきたもの。
お寺で一緒になった方から「公開前に「画」の女が夢枕に立つので、また見に来てしまう」というお話を聞いたそう!
幽霊画2
〇エドワード・ゴーリーの絵本、『原爆の図』(丸木位里、丸木俊)など

……などなど、盛りだくさんな内容でした。
2時間で収まり切れなかった話もあるので、「第二弾」がある、かも?!

興味深い企画を立案、準備、紹介してくれたTちゃん、本当にお疲れさまでした!
ありがとうございました!

芸術の秋、美術館やギャラリーで「ぞっとするアート」を巡ってみてはいかがでしょうか。

次回例会は9/17でしたが、台風で中止でした。
来月の例会でお待ちしております!

【10月例会】
日時:2017年10月15日(日)15:00~17:00
会場:枚方市サンプラザ生涯学習市民センター第4集会室
(京阪本線枚方市駅下車、東口改札を出て右手にセンター入り口があります)
https://www.city.hirakata.osaka.jp/site/sunplaza/
テーマ:未定(決まり次第お知らせいたします)
見学は無料です!
ご予約も不要です!

怪談くらわん会 レポート

辰野雪女

去る6月17日、枚方市立牧野生涯学習市民センターで「怪談くらわん会」を開催しました。
昨年の「『ひら怪』お披露目怪談会」に引き続き、「まきの文化祭」の一環として参加させていただきました。
「お披露目」のときは、同時間帯に別会場でコンサートが開かれていたのですが、今年夕方以降に出し物をするのはウチだけ……。
午後3時過ぎにはほとんどの出し物が終わってしまう中、一体どれほどの人が残ってくれるのか……?
開始十分前、会場に座っているのは4人だけ。うわあ、やってもうたなぁ^^;
いやいや、この4人の方々に存分に怪談を楽しんで帰っていただきましょう!

辰野椅子
 
気を引き締めて、午後5時、Mさんの司会で怪談会スタート。
Tさんの「ひとりじゃんけん」の話からKくんの「催眠術の話」へと進むうち、次々と入場者が。
みなさん、「残ってくださった」というよりも「わざわざ足を運んでくださった」方がほとんどのようで、感謝感激。
励ましながら入ってくれた子供たちや、廊下での長い討議の結果「やっぱり怖い、ムリ」と帰っていった子供たち。
最初から最後まで(3時間!)しっかり聞いてくれた子たち(お父様お母様、ありがとうございました!)。
そして何より、登壇して怖い話を語ってくれた小学生の勇者(今年は2人も!)に、熱い拍手が送られました。

50分おきに10分の休憩をとり、三部構成で会は進みました。
昨年「生まれて初めて人前で怪談を語った」という人もいたひら怪メンバーも、この1年間の経験でかなり腕を上げたよう?!
そして合間に飛び入り話者が次々登壇。語り慣れた怪談クラスタの皆様は、迫力と気配りが素晴らしい。そのサービス精神に、聞いていて胸が熱くなりました。
雲谷斎さんがご登壇くださった際、前の席の男性が「うそっ、うそっ!」とこっそり昂奮していらしたのが嬉しかったです。
そうなんです、実はほかにも「あんな方」「こんな方」もお越しくださっていたんですよ(怪談クラスタ大昂奮)。
遠路足を運んでくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
終盤には枚方市民の男性が地元の「あの界隈」の話をご披露くださいました。改めて足を運んでみようと思った方も多かったのでは?

テリー客席後方

ふと気付けば客数46名、途中で帰った子供たちを含めると50名以上の方々と怖楽しい時間を過ごしました。
語られた話数、24話。メンバー10人、飛び入り11名という驚きの展開!
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!!

今後の「ひら怪」月例会ですが、7月の第3日曜は都合によりお休みです。8月第3日曜には、「ゾッとする美術」をテーマに月例会を開催します。
会場を押さえ次第ブログやツイッターでお知らせしますので、奮ってご参加ください。無料です。

2017年の夏が、怖楽しい季節となりますように!!

第12回ひらかた怪談サークル月例会 レポート

前回月例会のレポートです!
今回は我がひらかた怪談サークル主宰三輪チサさんです!

521a.jpg

5月21日(日)の月例会は、先月に引き続き「探せ! オカルトスポット」後半戦でした。
枚方市立サンプラザ生涯学習センターの集会室に、見学者を含め14名が集い、各人のレポートに耳を傾けました。
トップバッターは前回、ある殺人事件現場の「今」をレポートをしてくれたKさん。
さらに東京を巡り、吉原界隈、文豪ゆかりの場所、某寺院などの話を撮影してきた画像とともに紹介してくれました。
参加者からもそれぞれの地に関する話題が出、「みんな、よう知ってるな~」と関心させられることしきり。
続いてTさんの九州旅の報告。
鹿児島の「Kトンネル」、江田船山古墳、トンカラリン遺構を巡り、カメラ大好きなTさんならではの臨場感溢れる動画を見せてもらいました。枚方にいながら、本当に現地を歩いているような気分になりました。
熊本地震の影響で、トンカラリンは立ち入り禁止になっているらしく、遺跡好きメンバーから痛恨のため息が。
「行きたいと思うところは、行けるときに行っておくべき」「いつでも行ける、いつまでもあると思うな」というシビアな教訓を得ました。

521b.jpg

休憩を挟み、某氏が持ってきてくださった動画を拝見。
詳細は書けませんが……衝撃でした。鳥肌が立ちました。ここまで決定的なモゴモゴもがもが……。
こういうものを見せていただけるのも、ひら怪ならでは。
ホント、怖い話が好きな方は、ぜひ遊びにいらしてください。こんなラッキーもあります。一緒に見て、みんなで震えましょう。ゾクゾク!!
いやもうほんとに凄かった。
某さん、わざわざ足を運んでくださり、本当にありがとうございました!!

そしてAさんの某観光名所の話。
岸壁の画像を見て、雀野日名子さんの『あちん』(幽ブックス)に収められている『迷走』を思い出しました。オマケにクダンのミイラの画像も見せてもらい、しばしクダン話に。ミイラは、どこかかわいらしい顔をしていますよね。
最後に真打ち、Kくんの出番となったときはすでに閉会10分前。
日本から4日かけてたどり着いたという、チベットの秘境の村のレポートです。
山の斜面に張り付くようにひしめく、無数の赤い屋根と壁の家々。中央にそそり立つ、煌めく大寺院。標高4000メートル超だそう。
「死にかけました」とKくん。
なのにあなたはなぜここへ……? という詳しい話に入る前にタイムアップ。
いつか2時間まるまる「東南アジア秘境の旅レポート」の回、略して「Kくん祭り」をやりましょう! とみんなで熱い拍手を送りつつ、今回はおしまい。
2回に亘り、とっても面白い企画を立ち上げ、司会進行してくれたKくん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!

次回は6月17日(土)午後5~8時、牧野生涯学習市民センターで「聞こう! 語ろう! 怪談会」です。
無料、予約不要の参加型怪談会!
ふるってご参加ください。
詳細は決まり次第ご連絡いたします

これが6月の月例会代わりになります。
7月の第3日曜が次の月例会になります(新たな企画が生まれつつありますよ、乞うご期待♪)。

6月17日「聞こう! 語ろう! 怪談会」多数のご参加をお待ちいたしております!! 

第11回ひらかた怪談サークル月例会&合評会 レポート

前回月例会のレポートです!
今回は世界を股にかけて不思議スポットを訪ねまわる強者Kくんです!

例会前には前回好評だった合評会がありました。
今回は「尾道てのひら怪談」へ応募した作品の合評会です。
9名が参加し、参加者の作品と今回受賞作の読み合わせを行いました。
また、参加者の作品に対して品評を行い、表現の工夫、実話と創作との違い、着想や執筆方法に関しても議論を交わしました。
参加者の中には今回応募を見送った方もいましたが、怪談を創作する楽しさに触れ、大きな刺激を受けたようです。
大阪てのひら怪談と合わせ、お祭りのように盛り上がった二つの怪談掌編公募企画。
次回の開催を応援しています。

1 イントロダクション

今回の例会参加者は14名。
「探せ!オカルトスポット」のテーマはフィールドワーク。
自分の足で現地へ赴き、自分の目で発見し、自分の視点で調査することを第一義とします。
会員には実際にオカルトスポットへ赴き、取材の結果をまとめてもらいました。

2 立ち入り禁止

3 火薬庫跡

主な内容は以下の通りです。
公にすべきでない内容も多く、具体的な地名は伏せてあります。

・とりあえず枚方でも調べるかぁ。結論ありきの取材が一転。想定外の方向へ。
・一見何の変哲も無い石碑。オカルト的想像力を働かせ、裏の意味を探る。
・門真市に潜むミステリー。どうしてここに?一体いつから?
・路地裏で見かけた驚きの建築物。意匠に込められた建築家の思い。
・このホテル、何かがおかしい……。事実を積み重ね、違和感の正体を探れ。
・京都は無比のオカルト都市。奇習の数々。驚きの現人神。実体験を交えて。
・昭和を象徴する怪事件。事件現場の今を歩く。

参加者の中にはWebサイト「日本伝承大鑑」を運営する逸匠冥帝氏のお姿も。
数千件に及ぶ伝承地のデータベースを披露していただき、会員一同驚きを隠せませんでした。
皆さんも氏のサイトを参考に、伝承地巡りへ出かけてみては?
http://www.japanmystery.com/

さて、皆さんのネタは尽きません。
次回ひら怪では「探せ!オカルトスポット」後半戦に突入!
ご参加をお待ちしております!!
・何故行った!?アジア各国の超マイナーな聖地巡礼
・巷に広がる都市伝説。噂の現場で撮影ドライブ。
・オカルトの視点から切り込む東京文化散歩。

【5月例会】
日時:2017年5月21日(日)15:00~17:00
会場:枚方市サンプラザ生涯学習市民センター第4集会室
(京阪本線枚方市駅下車、東口改札を出て右手にセンター入り口があります)
https://www.city.hirakata.osaka.jp/site/sunplaza/
    (大阪府枚方市宇山町4-5) 
テーマ:「探せ!オカルトスポット 後半戦」
     心霊スポット、珍スポット、怪奇な風習や伝説が残る地、噂の現場、神社仏閣、怪建築等々、
     怪談やオカルトに関係した場所に「実際に行った」体験を持ち寄りましょう!
     前回参加できていないくても大丈夫ですよ~!
     予約不要、見学は無料です!
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