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3月例会「幽霊画を楽しもう!」レポート

3月月例会「幽霊画を楽しもう!」のレポートです。

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2018年3月、ひらかた怪談サークルの月例会のテーマは「幽霊画」を楽しもうでした。
江戸~昭和20年代までの肉筆画と、江戸時代、明治時代の浮世絵を中心に作者の略歴や観賞ポイントを解説しました。
幽霊画は、丸山応挙・月岡芳年・河鍋暁斎・渓斎英泉・清水節堂などの作品を取り上げ、見比べることで作風の違いなどを説明しました。つたないものでしたが、幽霊画を一堂に見る機会はめったにないので、一口に幽霊画といっても、きれいではかなげなものから、恐ろしいものまで種類が豊富で、中にはユー モラスなものもあることをお分かりいただけたと思います。

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また、幽霊画の描かれる理由、応挙の幽霊画が世間に与えた影響、今現在幽霊画を見ることができる場所なども、解説しました。応挙が足のない幽霊を描く前は、幽霊も普通に足のある姿であらわされていた。室町時代に発展した芸能「能」では、足のある姿で幽霊が描かれています。一方、応挙の幽霊画登場以降、歌舞伎などでも足のない幽霊が登場するようになりました。なお、幽霊画は現在、全生庵などの幽霊画が納められている寺社や美術館などで見ることができます。幽霊画・妖怪画を中心とした展示会は定期的に開かれているので、機会ありましたらぜひ足を運んでみると面白いでしょう。


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休憩を挟んで、後半は浮世絵に描かれた幽霊 画を解説しました。
葛飾北斎・歌川広重・歌川国芳・河鍋暁斎などの幽霊画を取り上げました。
浮世絵は、歌舞伎や伝説などを題材にした幽霊画や妖怪画がたくさん作られています。そのため、同一テーマを扱った浮世絵も多く、それらを比べることで各浮世絵師の特徴などを解説しました。また、浮世絵の幽霊画は葛飾北斎の「百物語」などよく知られたものも多く、幽霊画に比べると親しみやすい題材であったと思います。そして、今回は歌川国芳作「木曽街道六十九次」など少し珍しい怪談を題材にした浮世絵も紹介しました。浮世絵はシャレがきいたものも多く、解説があった方がより面白く見られるものも珍しくありません。
「木曽街道六十九次」は歌川広重・渓斎英泉合作「木曽街道六十九次」のパロデ ィで、木曽街道の宿場町の名にかけた怪談や物語を描いています。浮世絵はメジャーなものとマイナーなものの差が激しく、誰もが知っている浮世絵もある一方、愛好家しか知らない名作も少なくありません。
本日のつたない解説で浮世絵に興味を持っていただければ、ぜひ博物館・美術館へ足を運んでいただき、お気に入りの1枚を見つけていただけでば幸いです。

今回は参加者の方がもってきてくださった心霊写真も堪能しました。
こういう情報を持ち寄っていただけるのも、ひら怪の醍醐味ですね^^

心霊写真

【4月例会】
日時:2018年4月15日(日)15:00~17:00
会場:枚方市サンプラザ生涯学習市民センター第3集会室
テーマ:「シークレット企画」
     大きな声では言えない、でも絶対怖楽しい特別企画です。
     なぜシークレットなのか?! ……来ればわかる!
見学は無料、ご予約も不要です。
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