意賀美神社のお話し

「夜の神社で怪談会」まで、あとわずかとなりました。
ここで、会場となる意賀美(おがみ)神社について少しご説明します。

意賀美神社は、創建時期は不明ですが、延喜式神名帳で小社に列せられている由緒ある神社です。
主祭神は高龗神(たかおかみのかみ)という水の神様。
淀川が氾濫しないようにとの願いを込めて祀られたのでしょう。
ほかに素盞嗚尊・大山咋神・大国主神を配祀。境内社として稲荷社・琴平社があります。

現在神社は万年寺山の頂に鎮座しています。
昔は南に百メートルほどいったところにあったのですが、明治43(1910)年にこの地に遷座してきました。

万年寺山。そうです、この地にはもともと長松山万年寺というお寺があったのです。
そこに素盞嗚尊を祀る牛頭天王社が勧請されました。
寺は廃仏毀釈により廃寺となり、残った須加神社は日吉神社と共に意賀美神社に合祀され、現在の地に遷座されてきたのです。

この長松山万年寺の開祖、聖宝というのがすごい方。
役小角に私淑して金峰山で山岳修行を行い、修験道再興の祖ともいわれています。
東大寺の鬼神を追い出したり、金峰山の大蛇を退治したり、師(真雅、空海の実弟)の愛犬を留守中に売ってしまったりと、様々な伝説が残されています。
貞観16(874)年、京都の伏見区に醍醐寺を開きました。
さすが山で修行した方。高いところがお好きだったのかも。

みなさまも役小角の弟子に思いを馳せながら上っていただけると、長い階段も趣あるものに感じられることと思います! ファイト!!

途中見える景色は絶景。枚方の町並み、悠々と流れる大河・淀川、対岸の高槻市、天王山へと続く山々が一望できます。
この眺望に惚れ込んだ豊臣秀吉が、本多政康の娘、乙御前のために御茶屋御殿を建ててやったほど。
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/feature/CO005847/20140216-OYT8T00013.html
文久元年に岩田清庸によって奉納された算額もあります(展示はされていません)。

さらには!!
境内には万年寺山古墳があり、銅鏡8面(うち7面は三角縁神獣鏡)が出土しているのです!!
すべて中国鏡で、椿井大塚山古墳や石塚山古墳、佐味田宝塚古墳、経塚古墳出土の鏡と同笵であることが確認されており、石室や粘土槨、木棺の組み合わせから4世紀の中頃に築造されたものであると推定されています。
古墳時代前期です。堺の大仙古墳のようなでっかい古墳が河内にばんばん築造されるより、ずっと前の話です。4世紀中頃に、この地に大変な実力を持った首長がいたことを物語っているのですっ!!

はぁはぁ……。
すみません、怪談も好きですが、鏡も好きなんです。吾作銘とか獣文帯神獣、日月唐草文帯四神四獣という文字を見るとつい心が躍ります……。

脱線しました。いや、してないぞ。

つまりは墳墓の上にある神社の一隅で怪談会をやるという、滅多にない機会なわけです。
ぜひ! 9月10日(土)には意賀美神社に足をお運びください。
午後6時より9時までやっていますので、ご都合のいい時間にご入室ください(途中入退室可)。
メンバーが怖い話をたくさん用意して、お待ちしています。
「私も語りたい!」「僕も怖い話、あるよ」という方は、ぜひお話ししてください。その旨、当日メンバーにお声かけください。

「夜の神社で怪談会」!
みなさまのご来場を、心よりお待ちいたしております!!

(三輪筆)

「夜の神社で怪談会」
【日時】2016年9月10日(土)18:00~21:00(三部制)
【場所】意賀美神社境内(枚方市枚方上之町1-12)
    最寄駅:京阪枚方市駅 徒歩約10分
【入場料】 エ~音!くらわんか特製缶バッチ(500円)を付けている方は無料。
      (バッジをご購入の上、ご入室ください)
     ※ご予約は承っておりません。当日直接会場へお越しください
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