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ひらかた怪談サークルお披露目怪談会

お披露目会

以前より告知しておりました「ひらかた怪談サークルお披露目怪談会」の詳細が決定しました!
牧野生涯学習センターを利用されている方によるお祭り、「第25回まきの文化祭」に参加させていただくことになりました。
サークルメンバーによる「本当にあった怖い話」をご披露いたします!
語り慣れているメンバーも初めて語るメンバーも、とっておきのお話を用意しております。
事前予約は不要です。
枚方市や近郊にお住いの方もそうでない方も、ぜひいらしてくださいませ!

【ひらかた怪談サークルお披露目怪談会】
日時:2016年6月18日(土)17:00〜20:00
    (途中休憩あり)
会場:牧野生涯学習市民センター第3集会室
    (大阪府枚方市宇山町4-5) 
    ※ご来場は公共交通機関でお願いいたします!   
     (京阪牧野駅から東へ300m、京阪バス 歯科大前)
定員:40名
入場料:無料
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第3回ひら怪「田中河内介の怪談」その1

第3回のひら怪で盛り上がった「田中河内介の怪談」ですが、詳細を聞きたかったというご意見をいただきました。
数回に分けてご紹介いたします!
(レジメ希望の方はメールにてご連絡いただければデータをお送りいたします)

前回の例会の最後に、メンバーから「田中河内介について知りたい」という声が上がりました。
河内介……何かで読んだなぁ、どんな話だっけ???
とその時点ではピンとこなかったので、「次回に」と約束。
帰って調べてみて「ああ、『文藝怪談実話 文豪怪談傑作選特別篇』(東雅夫編 ちくま文庫)に載ってた、例の〈語ると死ぬ話〉かぁ!」と膝を打ちました。

そして4月24日の第3回例会で「田中河内介の怪談」豆知識を、例によってざっくりとお話ししました。

「田中河内介の怪談」とは、田中河内介という勤王の志士の最期について語ると死ぬ、もしくはよくないことが起こると噂されている話です。

この噂が立つようになった原点は、大正3年(1914)7月12日に開催された怪談会です。
会の発起人は泉鏡花、場所は東京・京橋の画博堂という美術商の3階(2階という説も)。
新聞広告も出したので、60人以上が集まる盛会となりました。
参加したのは岩村透男男爵(美術家)、岡田三郎助画伯・八千代夫人、辻永、長谷川時雨女史、柳川春葉 泉鏡花、市川左團次、市川猿之助、松本幸四郎、河合武雄、喜多村緑郎、吉井勇、長田秀雄・幹彦兄弟、谷崎潤一郎、岡本綺堂、坂本紅蓮洞、松山省三、鈴木鼓村、石川幸三郎、鹿塩秋菊、平岡厳八郎という錚々たる面々です。

ここに一人の男が現れます。
青年だという説もありますが、どうも年配の男性だったようです。
萬(よろず)朝報の記者だと本人が自己紹介しています。

会の参加者は、最低一話は語らなければならないというルールでした。
会が終わりに近づいた頃、男が田中河内介の最期について語り始めるのですが、ちょっと話せばまた最初に戻り、また話しだしては最初に戻り、を繰り返して、なかなか先に進みません。
このとき話した内容も、聞いた人によってかなり違うのですが、話の冒頭部分を何度も繰り返すという点では同じです。
やがて男はばったりとその場に倒れ伏してしまいます。
見ると死んでいた、とする説もあります。
明け方に家人が迎えにきて自宅に連れ帰り、病院に運ぶ前に亡くなった、という説もあります。
自宅に連れ帰られ、病院に行ったが、亡くなったという説。
画博堂の店主が車で家に送り、その後病院に連れていったが亡くなった、という説。
どうも病院で亡くなったという説が強いようです。
 
このときの様子を、東京日日新聞(泉鏡花が怪談会で恐怖を煽るしつらえをしない理由として)や長田幹彦(参加者)、鈴木鼓村(参加者)、徳川夢声(伝聞)、池田弥三郎(父金太郎の談)らが書き記しています。
全部『文豪怪談傑作選特別篇 文藝怪談実話』(東雅夫編 ちくま文庫)で読めます。
これが、みな少しずつ微妙に違う。事実はどうだったのか、という謎が好奇心をそそります。
また、それぞれに後日談が書かれています。

ただ、この会の以前から、河内介の最期について語ることはタブーとする空気があったようです(特に薩摩藩士周辺では)。
河内介と息子が惨殺されて以降、その海域近くを航行するときには、薩摩人は息を潜め、口をきかなかったということです。
それでも無念の最期、凄惨な最期であったという噂は、巷間で秘めやかに語り継がれました。

大久保利通が殺されたのは河内介のタタリであるとする話(池田彌三郎)。
徳川夢声を訪ねてきたS女の家にまつわる話(河内介殺害下手人の一人――自称――である祖父のせいで、内子の男子がみな早世するといい、S女も体が弱い)。
霊媒師の話では、幼い息子が水死したのは河内介のタタリである、などの話もあります。

また翌年2月に、会場である画博堂の主人夫婦がスペイン風邪で亡くなっています。

こうした「私だけが知っている。実はあのあとこんなことが……」と新たに派生してくる怪談(後日談)が、怪談会での事件を一層怪談たらしめていきます。
この怪談が今なお「生きて」いる(有効である)ということが、ひとつの肝であるようです。タタリは今もなお続いていて、この話に関わった人に怪異をもたらすのだという恐怖が、100年経った今でも人々の心を捉えるのでしょう。


では、田中河内介というのは、一体どういう人物だったのか?

――次の記事に続きます。(三輪チサ)

「くらわんか怪談」&「上級者向け怖い話 深夜の実話LIVE in 大阪」

ひらかた怪談サークル会員さんが出演されるイベントをご紹介します。
GW明けのお楽しみにいかがでしょうか。

・「くらわんか怪談会」
日時:5月14日(土)18:30開演
会場:Moga Joga Dining 枚方宿(http://www.mogajoga.com/
    大阪府枚方市堤町2-15(京阪「枚方公園駅」より徒歩1分)
入場料:2,000円(1ドリンク付)
出演者:三輪チサ
申込先:miwachisa49@gmail.com

ひらかた怪談サークル発起人の三輪チサさんの単独イベントです。
「文豪怪談の朗読と本当にあった怖い話の語り」を食べて飲んで楽しみましょう!
イベント名は枚方名物「くらわんか舟」が由来だそうです。
パスタが美味しいと有名なイタリアンカフェなのでそちらも楽しみですね。


・「上級者向け怖い話 深夜の実話LIVE in 大阪」
日時:5月14日(土)24:30開演
会場:ロフト プラスワン ウエスト
    大阪府大阪市中央区宗右衛門町2-3 美松ビル3F(地下鉄堺筋線「日本橋駅」より徒歩8分)
入場料:前売¥1,500 / 当日¥1,800(飲食代別)※要1オーダー¥500以上
出演者:八木崎第九・サイファー・渋谷泰志
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/44720

ネットラジオ配信サイト「ねとらじ」の生放送で大人気のサイファーさんが出演されます。
初心者にはややハードルが高いかもしれない、上級者向け怪談会です。
ネットでは一切語っていない、そして今後も語る予定のない実話怪談が山盛りだそうですよ!
後味の悪い、重たい話もあるようです……。

偶然にも2つの怪談会は5月14日(土)に開催されます。
「くらわんか怪談会」→「上級者向け怖い話 深夜の実話LIVE in 大阪」とハシゴするのもいいかも。

第4回ひらかた怪談サークル会合日

ひら怪談5月

第4回ひらかた怪談サークル会合の日程と場所をお知らせします。
「お披露目会」のプチリハーサル予定です。
当日話せない内容の怪談が出てくるかも??
興味のある方はお気軽にお問合せください!
(お問い合わせは hirakata_kwaidan@yahoo.co.jpまで)

日時:5月28日(土)13:00〜15:00
場所:枚方市立牧野生涯学習市民センター 第3集会室
    (枚方市宇山町4-5)
京阪牧野駅より東へ徒歩約300m
http://hirakata-sg.jp/makino
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