8月月例会レポート

8月20日(日)の月例会、テーマは「ぞっとするアート」でした。
アーティストさんや、NHKBSを見て来てくださった方など、見学者の方々と共に古今東西の怖い美術作品を鑑賞しました。

8月1

まずは企画者のTちゃんから「デロリ」の系譜についてレクチャーが。
「デロリ」という言葉を最初に使ったのは、「麗子像」で有名な岸田劉生。
甲斐庄楠音(かいのしょう・ただおと)の作品を「デロリとした絵」と評したことから、生々しく濃い表現、グロテスクな妖しい表現を指すようになったとのこと。
甲斐庄楠音は大正時代の日本画家で、後に映画『雨月物語』(溝口健二監督 1953年 大映)の風俗考証を担当し活躍した人物だそう。
『芸術新潮』2000年2月号「デロリの血脈」特集や、『日本おとぼけ絵画史 たのしい日本美術』 (金子信久著、講談社ARTピース)を紹介してもらいつつ、Tちゃんオススメの古今作品をプロジェクター投影で拝見。

<紹介作品>
・曽我蕭白『群仙図屏風』『柳下鬼女図屏風』(←鬼女のあまりの恐ろしさに、見た人が顔部分を破り取ったらしい?!)
・狩野一信『五百羅漢図』第22幅【六道・地獄】、第53幅【神通】
・広瀬金蔵『花上野誉石碑』四段目、『浮世蚊柄比翼稲妻』二段目
・石田徹也『燃料補給のような食事』『回収』『子孫』
・三浦 樗良『双鹿図』
・稲葉弘通『鵺図』
・白隠慧鶴『慧可断腎図』『鬼味噌』
・仙厓義梵『布袋図』『指月布袋画賛』『寒山拾得』『猫に似たもの』『虎図』『龍虎図』『神農図』
・耳鳥斎『絵本水や空』(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2537568)『別世界巻』

続いてメンバーが各自オススメの作品を紹介し合いました。

〇ネットで話題の女性像
 絶対に見つめてはいけないといわれており、所有者が次々死亡したという曰くつきの絵。
 男性と女性で見え方が違う。男性のほうが影響を受ける?!
〇宮川隆の作品
 グラフィックデザイナーであり、宮古島のカンカカリャ(霊能者)。文字にも記号にも見える大小のパーツを自動書記で描き続ける。
〇志賀理江子
 『螺旋階段』宮城県にて撮影された写真群。
 一見合成のように見えるが、数年その地に住み、住民の協力を得、大変な労力をかけて撮影されたもの。
〇滋賀県 清瀧寺徳源院所蔵の幽霊画
 Tさんが実際に足を運び撮影してきた幽霊画。清水節堂の作。掛け軸から飛び出している?!
幽霊画1
〇国宝『辟邪絵』五幅より、神虫図など
〇ライアル・ワトソン著『スーパーネイチュア』より
 所有者に次々不幸が起こる絵画の話
〇関根正二『信仰の悲しみ』、松井冬子展作品など
〇金沢 道入寺(飴買い幽霊伝説が残る)の幽霊画
Tくんが現地にて撮影してきたもの。
お寺で一緒になった方から「公開前に「画」の女が夢枕に立つので、また見に来てしまう」というお話を聞いたそう!
幽霊画2
〇エドワード・ゴーリーの絵本、『原爆の図』(丸木位里、丸木俊)など

……などなど、盛りだくさんな内容でした。
2時間で収まり切れなかった話もあるので、「第二弾」がある、かも?!

興味深い企画を立案、準備、紹介してくれたTちゃん、本当にお疲れさまでした!
ありがとうございました!

芸術の秋、美術館やギャラリーで「ぞっとするアート」を巡ってみてはいかがでしょうか。

次回例会は9/17でしたが、台風で中止でした。
来月の例会でお待ちしております!

【10月例会】
日時:2017年10月15日(日)15:00~17:00
会場:枚方市サンプラザ生涯学習市民センター第4集会室
(京阪本線枚方市駅下車、東口改札を出て右手にセンター入り口があります)
https://www.city.hirakata.osaka.jp/site/sunplaza/
テーマ:未定(決まり次第お知らせいたします)
見学は無料です!
ご予約も不要です!
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怪談くらわん会 レポート

辰野雪女

去る6月17日、枚方市立牧野生涯学習市民センターで「怪談くらわん会」を開催しました。
昨年の「『ひら怪』お披露目怪談会」に引き続き、「まきの文化祭」の一環として参加させていただきました。
「お披露目」のときは、同時間帯に別会場でコンサートが開かれていたのですが、今年夕方以降に出し物をするのはウチだけ……。
午後3時過ぎにはほとんどの出し物が終わってしまう中、一体どれほどの人が残ってくれるのか……?
開始十分前、会場に座っているのは4人だけ。うわあ、やってもうたなぁ^^;
いやいや、この4人の方々に存分に怪談を楽しんで帰っていただきましょう!

辰野椅子
 
気を引き締めて、午後5時、Mさんの司会で怪談会スタート。
Tさんの「ひとりじゃんけん」の話からKくんの「催眠術の話」へと進むうち、次々と入場者が。
みなさん、「残ってくださった」というよりも「わざわざ足を運んでくださった」方がほとんどのようで、感謝感激。
励ましながら入ってくれた子供たちや、廊下での長い討議の結果「やっぱり怖い、ムリ」と帰っていった子供たち。
最初から最後まで(3時間!)しっかり聞いてくれた子たち(お父様お母様、ありがとうございました!)。
そして何より、登壇して怖い話を語ってくれた小学生の勇者(今年は2人も!)に、熱い拍手が送られました。

50分おきに10分の休憩をとり、三部構成で会は進みました。
昨年「生まれて初めて人前で怪談を語った」という人もいたひら怪メンバーも、この1年間の経験でかなり腕を上げたよう?!
そして合間に飛び入り話者が次々登壇。語り慣れた怪談クラスタの皆様は、迫力と気配りが素晴らしい。そのサービス精神に、聞いていて胸が熱くなりました。
雲谷斎さんがご登壇くださった際、前の席の男性が「うそっ、うそっ!」とこっそり昂奮していらしたのが嬉しかったです。
そうなんです、実はほかにも「あんな方」「こんな方」もお越しくださっていたんですよ(怪談クラスタ大昂奮)。
遠路足を運んでくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。
終盤には枚方市民の男性が地元の「あの界隈」の話をご披露くださいました。改めて足を運んでみようと思った方も多かったのでは?

テリー客席後方

ふと気付けば客数46名、途中で帰った子供たちを含めると50名以上の方々と怖楽しい時間を過ごしました。
語られた話数、24話。メンバー10人、飛び入り11名という驚きの展開!
ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました!!

今後の「ひら怪」月例会ですが、7月の第3日曜は都合によりお休みです。8月第3日曜には、「ゾッとする美術」をテーマに月例会を開催します。
会場を押さえ次第ブログやツイッターでお知らせしますので、奮ってご参加ください。無料です。

2017年の夏が、怖楽しい季節となりますように!!

第12回ひらかた怪談サークル月例会 レポート

前回月例会のレポートです!
今回は我がひらかた怪談サークル主宰三輪チサさんです!

521a.jpg

5月21日(日)の月例会は、先月に引き続き「探せ! オカルトスポット」後半戦でした。
枚方市立サンプラザ生涯学習センターの集会室に、見学者を含め14名が集い、各人のレポートに耳を傾けました。
トップバッターは前回、ある殺人事件現場の「今」をレポートをしてくれたKさん。
さらに東京を巡り、吉原界隈、文豪ゆかりの場所、某寺院などの話を撮影してきた画像とともに紹介してくれました。
参加者からもそれぞれの地に関する話題が出、「みんな、よう知ってるな~」と関心させられることしきり。
続いてTさんの九州旅の報告。
鹿児島の「Kトンネル」、江田船山古墳、トンカラリン遺構を巡り、カメラ大好きなTさんならではの臨場感溢れる動画を見せてもらいました。枚方にいながら、本当に現地を歩いているような気分になりました。
熊本地震の影響で、トンカラリンは立ち入り禁止になっているらしく、遺跡好きメンバーから痛恨のため息が。
「行きたいと思うところは、行けるときに行っておくべき」「いつでも行ける、いつまでもあると思うな」というシビアな教訓を得ました。

521b.jpg

休憩を挟み、某氏が持ってきてくださった動画を拝見。
詳細は書けませんが……衝撃でした。鳥肌が立ちました。ここまで決定的なモゴモゴもがもが……。
こういうものを見せていただけるのも、ひら怪ならでは。
ホント、怖い話が好きな方は、ぜひ遊びにいらしてください。こんなラッキーもあります。一緒に見て、みんなで震えましょう。ゾクゾク!!
いやもうほんとに凄かった。
某さん、わざわざ足を運んでくださり、本当にありがとうございました!!

そしてAさんの某観光名所の話。
岸壁の画像を見て、雀野日名子さんの『あちん』(幽ブックス)に収められている『迷走』を思い出しました。オマケにクダンのミイラの画像も見せてもらい、しばしクダン話に。ミイラは、どこかかわいらしい顔をしていますよね。
最後に真打ち、Kくんの出番となったときはすでに閉会10分前。
日本から4日かけてたどり着いたという、チベットの秘境の村のレポートです。
山の斜面に張り付くようにひしめく、無数の赤い屋根と壁の家々。中央にそそり立つ、煌めく大寺院。標高4000メートル超だそう。
「死にかけました」とKくん。
なのにあなたはなぜここへ……? という詳しい話に入る前にタイムアップ。
いつか2時間まるまる「東南アジア秘境の旅レポート」の回、略して「Kくん祭り」をやりましょう! とみんなで熱い拍手を送りつつ、今回はおしまい。
2回に亘り、とっても面白い企画を立ち上げ、司会進行してくれたKくん、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました!

次回は6月17日(土)午後5~8時、牧野生涯学習市民センターで「聞こう! 語ろう! 怪談会」です。
無料、予約不要の参加型怪談会!
ふるってご参加ください。
詳細は決まり次第ご連絡いたします

これが6月の月例会代わりになります。
7月の第3日曜が次の月例会になります(新たな企画が生まれつつありますよ、乞うご期待♪)。

6月17日「聞こう! 語ろう! 怪談会」多数のご参加をお待ちいたしております!! 

第11回ひらかた怪談サークル月例会&合評会 レポート

前回月例会のレポートです!
今回は世界を股にかけて不思議スポットを訪ねまわる強者Kくんです!

例会前には前回好評だった合評会がありました。
今回は「尾道てのひら怪談」へ応募した作品の合評会です。
9名が参加し、参加者の作品と今回受賞作の読み合わせを行いました。
また、参加者の作品に対して品評を行い、表現の工夫、実話と創作との違い、着想や執筆方法に関しても議論を交わしました。
参加者の中には今回応募を見送った方もいましたが、怪談を創作する楽しさに触れ、大きな刺激を受けたようです。
大阪てのひら怪談と合わせ、お祭りのように盛り上がった二つの怪談掌編公募企画。
次回の開催を応援しています。

1 イントロダクション

今回の例会参加者は14名。
「探せ!オカルトスポット」のテーマはフィールドワーク。
自分の足で現地へ赴き、自分の目で発見し、自分の視点で調査することを第一義とします。
会員には実際にオカルトスポットへ赴き、取材の結果をまとめてもらいました。

2 立ち入り禁止

3 火薬庫跡

主な内容は以下の通りです。
公にすべきでない内容も多く、具体的な地名は伏せてあります。

・とりあえず枚方でも調べるかぁ。結論ありきの取材が一転。想定外の方向へ。
・一見何の変哲も無い石碑。オカルト的想像力を働かせ、裏の意味を探る。
・門真市に潜むミステリー。どうしてここに?一体いつから?
・路地裏で見かけた驚きの建築物。意匠に込められた建築家の思い。
・このホテル、何かがおかしい……。事実を積み重ね、違和感の正体を探れ。
・京都は無比のオカルト都市。奇習の数々。驚きの現人神。実体験を交えて。
・昭和を象徴する怪事件。事件現場の今を歩く。

参加者の中にはWebサイト「日本伝承大鑑」を運営する逸匠冥帝氏のお姿も。
数千件に及ぶ伝承地のデータベースを披露していただき、会員一同驚きを隠せませんでした。
皆さんも氏のサイトを参考に、伝承地巡りへ出かけてみては?
http://www.japanmystery.com/

さて、皆さんのネタは尽きません。
次回ひら怪では「探せ!オカルトスポット」後半戦に突入!
ご参加をお待ちしております!!
・何故行った!?アジア各国の超マイナーな聖地巡礼
・巷に広がる都市伝説。噂の現場で撮影ドライブ。
・オカルトの視点から切り込む東京文化散歩。

【5月例会】
日時:2017年5月21日(日)15:00~17:00
会場:枚方市サンプラザ生涯学習市民センター第4集会室
(京阪本線枚方市駅下車、東口改札を出て右手にセンター入り口があります)
https://www.city.hirakata.osaka.jp/site/sunplaza/
    (大阪府枚方市宇山町4-5) 
テーマ:「探せ!オカルトスポット 後半戦」
     心霊スポット、珍スポット、怪奇な風習や伝説が残る地、噂の現場、神社仏閣、怪建築等々、
     怪談やオカルトに関係した場所に「実際に行った」体験を持ち寄りましょう!
     前回参加できていないくても大丈夫ですよ~!
     予約不要、見学は無料です!

第10回ひらかた怪談サークル月例会&合評会 レポート

今回より月例会の様子をひら怪メンバーにレポートしていただくことになりました!
まずはひら怪のカメラマンTさんです。

会合が始まる一時間前に、大阪てのひら怪談の品評会がありました。
作品を投稿した、ひら怪メンバーと参加者で2時に集まり各自、持ち寄った原稿を読み感想や、どこをどうしたらよくなるのかなどを話合いました。
規定にひっかかり落ちてしまった、応募漫画も持ってきていただいて、レアな中身となりました。
30分読み時間、残り30分は品評会。
意外に時間がかかってすべての作品を語り合う事ができず、朗読もできませんでしたが、またリペンジがあるかもしれません!

合評作品リスト

品評会が終わる頃に人が集まりだし、2時から3月のひら怪が開始されました。
今回は「心霊を見る」をテーマに、手持ちのオーブを披露する事にしました。
ただオーブを見るだけはなくオーブの一つ一つを画像処理ソフトでオーブの中の模様を見ようというのがメインでした。
いつもは車座になり怪談を語り合う会合ですが、今回は初めてプロジェクターを使い、「目で見る怪」に重点を置きました。
8人から10人程度集まる会合ですが、開いている間にもコツコツ来ていただいて最終的に、ひら怪始まって以来の20人となり大盛況となりました。
中には名だたる方にもお越しいただき、いつになく豪華な会になりました。

画像鑑賞中

前半は、ひら怪メンバーたいやき、の過去に映り込んだオーブ写真でした。
オーブが撮れた時の心霊スポットの話や、アクシデントの話を加えつつ、オーブの中身を見ていく流れで進んでいきました。

1.「淀の児童公園のオーブ」
2.「犬鳴きダムのオーブ」
3.「青井トンネルのオーブ」
4.「その他のオーブ」
5.「心霊・不思議写真」

オーブを解体していると、不思議と円の中は色々な模様があるのですが、どれもどこか人の顔のように見える事が多いようです。
人の顔というよりも、ドクロのような顔が大半でした。
クッキリとしたもの以外にも,中には薄っすらと浮かび上がっているドクロもあったのですが、小さいやつを無理やり大きくしているのでオーブの中が粗くなってしまい、見にくく分かりにくいものもあり、「?」、というお声も上がりました。
オーブばかりでは気が滅入ると思い、不思議な写真としてフロントガラスについた人の上半身の写真を最後に公開すると意外にコレが一番反響が多かったのが以外でした。
また色々と集まり次第、第2弾ができればと思います。

前半少し時間があまってしまいましたので、ひら怪メンバーの持ち寄ったの某廃墟サイトで偶然見つけた心霊写真や、フライングヒューマノイドのような写真や、某有名ベージストの心霊写真など、オーブ以外にもはっきりと、人の顔が浮かび上がった心霊写真も持ってきていただきました。
暗闇に浮かぶ幽霊の顔はオーブと違い、何かを伝えようとする視線が写真から伝わってきました。

1.「某ベージストの心霊写真」
2.「卒業写真に写り込んだフライングヒューマノイド」
3.「廃墟サイトの画像に写り込んだ画像」

後半の1時間は、プロジェクターを片付けて心霊写真に纏わる話をしました。
車座になりいつもの怪談。
お客様からは、仏壇に飾った蝋燭が蛇の形になった不思議な写真や、ある山で撮ると写るフィルムに紛れ込んだ撮った覚えのない風景の怪の話。そして心霊写真の冬の時代の考証など、興味深いお話を聞かせていただきました。後半50分程度の時間でしたが、2時間くらい話こんだような錯覚を覚えるほど濃い内容だったと思います。

1.「三輪さんのもらったオーブっぽい写真」
2.「鉢伏山の林間学校」
3.「結婚式に写る心霊写真」
4.「ヘビになった蝋燭」
5.「写り込む見知らぬ風景」
6.「心霊写真絶滅の危機」
7.「古墳の怪」

会が終わった後は恒例の、某飲み屋での飲み会。
各々飲みながら、怪談、妖怪、不思議スポットなど思い思い語らい無事に終わる事ができました。

美味しい差し入れもいただきました!
差し入れ

【4月例会】
日時:2017年4月16日(日)15:00~17:00
会場:牧野生涯学習市民センター第1和室
    (大阪府枚方市宇山町4-5) 
    ※ご来場は公共交通機関でお願いいたします!   
     (京阪牧野駅から東へ300m、京阪バス 歯科大前)
テーマ:「探せ!オカルトスポット」
     心霊スポット、珍スポット、怪奇な風習や伝説が残る地、噂の現場、神社仏閣、怪建築等々、
     怪談やオカルトに関係した場所に「実際に行った」体験を持ち寄りましょう!
     見学は無料です!
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