「怪を『書く・読む・語る』800字怪談の世界」レポ

先日行われた東雅夫×田辺青蛙対談ライブ「怪を『書く・読む・語る』800字怪談の世界」、
多数のお客様にご来場いただきました!!
遠くは九州・広島・富山からお越しくださった方も!
本当にありがとうございました。

第一部の朗読は東雅夫さんからスタートでした。
読んでもぞっとする川端康成「心中」を、東さんが熱演されました。
怪談界でも評判の美声が迫力満点すぎて、聞いているだけで身動きできないような気持ちになりました。
続いて朗読グループ「さつき」船瀬さん・石原さん、ひらかた怪談サークル三輪チサ、朗読劇団「言葉座」山口さんが、
第一回大阪てのひら怪談から「おおさかの壁」「遊ぼ」「トライアゲイン」「渡し船」を披露。
朗読サークルの方々はてのひら怪談というジャンルがあることを初めて知ったそうです。
「怖いのはちょっと苦手です」とおっしゃられていましたが、
ただ怖いだけではない作品がとても魅力的だったそうです。
最後は朗読劇団「言葉座」の斎藤誠さんが勝山海百合さんの「軍馬の帰還」を情感たっぷりに演じられました。
思わず涙がこみ上げてくるほど素晴らしかったです。

第二部はお待ちかねの東雅夫さんと田辺青蛙さんのスペシャルトークです。
メインテーマの「怪談を書く」では普段ではなかなか聞けないコツをお話いただきました。
取材した体験談を完全に再現することは難しく、書き手は話を整理することと表現を工夫することが必要だそうです。
「読者にどう受け止められるか」という客観性を意識することがポイントなのかもしれません。
普段からアンテナを張り巡らせておき素材を見つけ、それを膨らませていくことも大切だということです。
お二人からは「自分で自分の作品を添削するスキルが大事」というお言葉をいただきました。
その他怪談を書くコツをたくさん聞くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができたと思います。
怪談を書くコツをたくさん聞けたので第二回大阪てのひら怪談への意欲が高まったという感想をいただきました!
ちなみに東さんがTwitterで宣言されていた竹の棒はトークで登場していたことをご報告いたします(笑)
第二部の最後には立候補されたお客様から怪談を披露してもらうコーナーもあり、
内容盛りだくさんの対談ライブとなりました。

ご出演いただきました東雅夫さん、田辺青蛙さん、朗読グループ「さつき」の船瀬孝子さん・石原紀子さん、朗読劇団「言葉座」齋藤誠さん・山口順子さん、本当にありがとうございました。
ひらかた怪談サークルメンバーもお疲れ様でした。
そしてひら怪メンバーは打上げでも怪談話を語り、二次会でもまた怪談を語っておりました。

「大阪てのひら怪談」締切は11/30(水)23:59です!
今回の対談ライブでチャレンジしてみたくなった方、まだ間に合いますよ!!

http://osakakwaidan.hatenablog.com/entry/2016/09/29/152723
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「800字怪談の魅力」 レポ



田辺青蛙さんをお迎えしてのひら怪、無事に終了いたしました!
総勢約20名の怪談好きの皆さんが集まってくださいました。
田辺さんと三輪さんのトークも盛り上がり、参加者からの質問でまたさらに盛り上がりました。
三輪さん・田辺さんによる第一回大阪てのひら怪談大賞・優秀賞受賞作の朗読もあり、
選考裏話やポイントなど意外なお話をお聞きすることができました。

選考については「大阪圏在住者と非大阪圏在住者で評価が分かれる作品があった」そうです。
選考者が全員怪談作家という訳ではなく視点がバラバラだったこともあり、
受賞作品のバランスも良かったではないかとのこと。
プロの作家さんも多数応募されていたのですが800字怪談においてはプロでもアマチュアでも大差はないそうで、
「某ベストセラー作家が書いたとしても800字怪談では賞をとれるかどうかはわからない!」みたいです。
ただし、大きな差としては「プロは誤字脱字が少ない」んだそうです!
「いい作品なのに誤字があるだけで醒めてしまうのがとても残念だった。見直しはしっかりと!」と田辺さんが力説されていました。
今回応募しようと思うみなさん、しっかり見直しましょう!!
それから場所・時間の説明に文字数を取られてしまっている作品が多かったようです。
「同じ話を複数の文字数パターンで書いてみたら面白さも違ってくる。余計な表現を削る練習にもなるのではないか」
という素敵なアドバイスもいただきました。
小説に限らず、俳句・短歌・散文詩でもOKとのことです。

最後に田辺さんよりメッセージをいただきました。
「迷っている方も気軽にチャレンジしてみてください。プロでも素人でも差はありません。そして山下さんはどんな作品でもイラストを描いてくださいます!何千人の軍勢の話でも!」

第二回大阪てのひら怪談の募集締切は11/30 23:59です。
まだ時間がありますので、今からでも間に合いますよ!
応募方法や詳細は↓↓↓
http://osakakwaidan.hatenablog.com/entry/2016/09/29/152723

もっと具体的に800字怪談のポイントをつかみたい方は、
11/13(日)14:00~ 「怪を 『書く・読む・語る』 800字怪談の世界」 へ是非お越し下さい。
文芸評論家・アンソロジストで怪談雑誌「幽」の編集顧問東雅夫さんと本日お話いただいた田辺青蛙さんの対談会です。
質疑応答もありです!

第6回例会レポ

 8月27日(土)枚方市立サンプラザ生涯学習市民センター第4集会室にて、第6回例会が開かれました。参加者はメンバー9名、見学者4名でした。
「今日の日直」はHさん。先日開催された宇津呂鹿太郎氏主催の「納涼 現代怪談実話の愉しみ ~あなたの町の怖い話・不思議な話を集めましょう~」に参加し、実際に取材してきた怪談を2本語ってくれました。

 今回のテーマは「最恐の怪談本はこれだ!」。各自の思い入れや思い出のエピソードと共に紹介しあいました。

◇『一芸一談』(だと思います*三輪調べ)桂米朝著(筑摩書房)
    対談集。米朝と藤山寛美が怪談を語り合っているのが超豪華で面    白い。

◇『新耳袋』 木原浩勝、中山市朗著(メディアファクトリー)
    地名、人名をイニシャルで表記したり、方言で書いたりしたのはこのシリーズがハシリだと聞いている。
    怪談実話本の画期となったシリーズ。
    
◇『くだんのはは』小松左京著、ハルキ文庫(?)

◇『文芸百物語』井上雅彦、加門七海、菊地秀行、篠田節子、霜島ケイ、竹内義和、田中文雄、森真沙子著(ぶんか社)
    東京・根津の古旅館にて行われた「百物語」怪談会の記録集。

◇『奇談百景』小野不由美(角川文庫)
    あかずの間の放送室の話など、読んでいると中学時代の学校の怪談を思い出す。

◇『伯爵の血族』紅ノ章 異形コレクション 37 井上雅彦監修(光文社)
    吸血鬼をテーマにした短編集。特に三津田信三「赫眼」が怖い。

◇『日本怪奇ゾーン』中岡俊哉著(永岡書店)
    子どもの頃に買ってもらったが、中の絵や写真が恐くて2、3日うなされた。
    守口や枚方の怪談も載っている。

◇『怪談 ほか』少年少女講談社文庫(1)小泉 八雲 (ほか著),保永 貞夫 (ほか訳)
    司 修の絵がトラウマ級に怖い。子どもの頃に読んだ本書が怪談の入り口だった。
    このシリーズで怪談を学んだ。

◇『呪凶介PSI(サイ)霊査室』つのだじろう著(竹書房文庫―異界作品集)

◇『學校奇譚』ありがとうぁみ著(大和書房)
    ひらパーの怪談イベントの直後に偶然書店で見つけた一冊。

◇『怪談狩り』中山市朗著(角川ホラー文庫)

◇『澪つくし』明野照葉著 (文春文庫)
    短編集。「かっぱタクシー」が面白い。

◇『蛇を踏む』川上弘美著(文藝春秋)

◇『狼は月に吠えるか』都築道夫著(文藝春秋)

◇『ホラーSF傑作選』豊田有恒編 (集英社)コバルトシリーズ
     小松左京「くだんのはは」が怖すぎて最後まで読めなかった。

◇『震』黒木あるじ(竹書房)
     電車の中で読んでいる最中、腕をつねられたが、誰もいなかった。
     これは最後まで読んではいけないということだろうと読むのを止め、最後の1ページをまだ読めていない。

◇『忌錄』documentX Kindle版 阿澄思惟著(A.SMITHEE)
     本編と、ネット上にあるブログがリンクしているなど、電子書籍ならではの工夫がなされた画期的な作品。

◇『M・R・ジェイムズ怪談全集(1)(2)』紀田順一郎訳 (東京創元社)
     冬の夜にゆっくりと落ち着いて読みたい本。作品世界をじっくりと味わいたい。

◇日野日出志のマンガ「まだらの卵」「毒虫小僧」「蔵六の奇病」など


 有名な本、初めて聞く本、子供の頃に読んで震えた本、最近刊行された本など、バラエティに富んだラインナップとなりました。
 秋の夜長に、「ひら怪」オススメの怪談本をぜひ読んでみてくださいね!

 この後、9月10日の怪談会の打ち合わせをしました。
 たくさんの方に怖楽しんでいただけるよう、準備をしていきますのでお楽しみに!
 
 また、今後の例会は基本的に第3日曜に枚方市立サンプラザ生涯学習市民センターで開くことになりました。
 次回(第7回)例会は10月16日(日)です。どの集会室になるかは、予約でき次第お知らせします。
 テーマは三輪が何か考えて「怪談豆知識」をやります。リクエストがあればぜひお寄せください!

 では9月10日(土)午後6時開催の「夜の神社で怪談会!」でお会いしましょう。
 枚方の意賀美(おかみ)神社でお待ちしています。語り手も絶賛募集中です。みんなで盛り上げましょう!!
     (三輪筆)

7月17日(日)「ひら怪」第5回会合レポ

7/17(日)に第5回ひらかた怪談サークル会合がありました。
前月の「ひらかた怪談サークルお披露目怪談会」のアンケート集計結果報告がありました。
枚方市を中心に近隣市町村にお住まいの方が来てくださったとのことでした。
「怖かった」「面白かった」という意見も多く、中には「ガチで怖い怪談」を期待されていた方もいらっしゃいました。
今後は「子供向け」「大人向け」の時間帯を分ける方がいいだろうという意見も出ました。
当日の様子を撮影した画像をプロジェクターで鑑賞したのですが、当日の雰囲気を思い出し大盛り上がりでした。
その後は「今後の活動について」を真面目に熱く話し合い、イベントや遠足の企画も飛び出しました。
その流れで8月に「こどものためのお話し会」として怪談の朗読と語りを企画することに。
詳細は決まり次第お知らせいたします!

そして例会後の恒例茶話会はフランクな雰囲気で盛り上がりました。
幽霊探知アプリで遊んだり、「トラウマになった漫画」を語り合ったり。
でも気が付いた時にはまたまたお約束のようにプチ怪談会に……。
(もうプチではないのかもしれませんw)
やはり怪談好きが集まれば自然と怪談会になってしまうのですね。

この茶話会でメンバーさんが不思議な体験をされていたことが後で発覚!!
女性メンバーにしか聞こえてない異音がしていたのです!!
(隣にいた男性メンバーは全く気付いていなかったそうです)
幽霊探知アプリで幽霊を探知したあたりで黒い影をみたメンバーさんもいました。
前回の例会後の茶話会でも窓を横切る黒い影が目撃されていたので、
ひら怪にきたら何か体験できるのかもしれません(笑)

次回、ひらかた怪談サークル会合は8/27(土)13:00〜です。
場所は「枚方市サンプラザ生涯学習市民センター」の予定です。
詳細は後日お知らせいたします!
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